在来工法のお風呂リフォームについて

住まいのホームドクター」を自負し、住まいに関する事なら何でも対応出来る当社ですが、中でも得意としているのが水廻りの工事です。
お家の水廻りと言えば、キッチン・洗面所・トイレ・お風呂ですが、今回は昔の戸建て住宅に多かった在来工法(モルタル(砂・セメント・水を混ぜ合わせて作る建築材料)で仕上げる昔ながらの工法)のお風呂をシステムバスにリフォームする場合のメリット等について書きたいと思います。
在来工法のお風呂のメリット(浴槽のデザインや材質を自由に決められる)もありますが、そこに拘りが無い人の場合、システムバスに変更するとメリットの方が多いと思いますので、お風呂リフォームを検討する際の参考にしてもらえればと思います。

1.工期ついて


お風呂全体をリフォームする場合の工期ですが、古い戸建て住宅で使われていた在来工法で作られたお風呂の場合、壁や床の解体と浴槽撤去、基礎となる床の土間打ちと乾燥、新しいお風呂(システムバス)の組立と給排水の繋ぎ等で、1坪サイズ(182cm×182cm)のお風呂であれば、工事開始から最短で5日程度掛かります。
システムバスからシステムバスへとリフォームする場合は、既存のシステムバスの解体と新しいシステムバスの組立、ドアの取付け等、最短で3日程度必要になります。

2.お風呂の広さについて


日本の標準的なお風呂の広さは、0.75~1坪です。大きなお風呂になれば1.25坪や1.5坪もあります。
1坪は畳2枚分の広さになりますのでイメージしやすいと思いますが、システムバスはパネルを使って天井・壁・床を作るので、実際のお風呂空間は1坪より小さくなります。
1.25坪以上のお風呂であれば、体を洗うスペースを広くしたり、浴槽を大きくしたり、大きなカウンターを設置することも可能です。

3.床・壁・天井について


目地がモルタルの在来工法のお風呂に比べ、システムバスのお風呂は格段にお掃除も楽ですし、汚れが付きにくい素材で出来ています。
滑りにくい床や翌朝には靴下でそのまま入れる乾きやすい床、クッション性があり冷気をシャットアウトする床等があります。
在来工法の壁と比較すると、システムバスの壁パネルは汚れやカビの付きにくいタイプの物がありますし、壁パネルの色・柄・質感も豊富で、お客様の好みの空間を演出できます。
また、壁にはオプションで様々な手すりの取付けも可能ですし、高齢者の方や小さなお子様が居られるお宅でも安心して入浴ができます。
在来工法のお風呂にも取付けは可能ですが、システムバスの場合オプションで用意されている浴室乾燥機が天井内に簡単に取り付けられます。入浴前に浴室乾燥機を使って浴室を温めておけば、冬場の寒暖差によるヒートショックを予防できますし、入浴後に乾燥スイッチを押しておけば、嫌なカビの発生を抑えられます。
また、洗面所暖房機を使用することや、お風呂の窓を断熱窓に交換することで、より暖かい快適な入浴タイムを過ごせます。

4.浴槽について


浴槽も最近では様々なタイプが用意されており、浴槽を断熱材で包むことによってお湯の温度低下が少ない物や、人間工学を応用し人を優しく包み込み身体にかかる圧力を分散してリラックスできる浴槽、最近ではボタンひとつで浴槽内を自動洗浄する物もありますので、生活スタイルに合わせて選ぶことが可能です。
浴槽カラーと浴槽エプロンカラー(浴槽の壁部分)も豊富にありますので、お風呂全体の組み合わせを考えて、自分のお好みのカラーをお選びいただけます。

まとめ


今回のコラムは、システムバスのメリットついて色々と書かせていただきました。一日の疲れを取り、次の日も元気で働く活力を与えてくれ、家族で入ればお子様とのスキンシップも増えて家族の幸せ度も増えるお風呂。
お風呂全体をリフォームする場合、新しいお風呂のイメージをしやすいようにショールームへのご案内もさせて頂きますし、グレードによって金額に開きがありますので、出来る限りご希望に添えるようにお値段についても頑張ります!
当社では、各種リフォームについてもさまざまなご相談を承っております。
水回り工事に関する実績も多くありますし、仕上がりの綺麗さや、機能的に充実したリフォームをお考えの方は、ぜひとも住まいのホームドクター「株式会社グローone」のホームページからお問い合わせください。