失敗しないリフォームのコツをご紹介！
トイレのリフォームをするとき、壁紙はどのように選べばよいのか悩んでしまいます。壁紙は色や柄次第で印象ががらりと変わってしまうものです。どのような基準で選べばよいのか、またトイレにはどのような壁紙がおすすめなのかご相談される方も多いものです。今回はトイレの壁紙の選び方や失敗しないためのリフォームのコツ、注意点についてご紹介します。
1. トイレの壁紙の色や柄を選ぶコツは？
まずトイレの壁紙の色や柄を選ぶにはどうしたらよいのか、コツをご紹介しましょう。
1-1. 薄めの落ち着いた色がおすすめ
トイレの壁紙は、薄めの落ち着いたベージュやアイボリーなどシンプルな色がおすすめです。また薄めのグレーやブルーなど淡い色にすることで、清潔感が出ます。一方で濃い色にすると、引き締まった雰囲気にはなるものの、すべての壁を濃い色にしてしまうと窮屈な印象になります。1面のみでアクセントとして使うとオシャレになるでしょう。
1-2. 柄は小さい柄を選ぶ
柄を選ぶときは、できる限り小さい柄を選ぶようにしましょう。大きな柄にすると、たいへん個性的な雰囲気にはなります。しかし大きな柄は落ち着かない印象を与えてしまうので、小さい柄を選ぶことで高級感のある上品な空間となるのです。
1-3. 風水で選んでもよい
運気を気にする方は、風水を参考にして色選びをするのもおすすめです。たとえば南側は緑色にし、北側の場合はベージュや淡いピンク色などにするとよいでしょう。風水の場合は家の中心からみてトイレがどの方角にあるかで判断し、その方角に合う色を使うことで運気がアップすると考えられています。
2. トイレの壁紙でおすすめの機能は？
トイレの壁紙を選ぶときは、色や柄だけではなく機能性も視野に入れて選ぶことをおすすめします。
より快適な空間にするには、どのような機能がおすすめなのかご紹介しましょう。
2-1. 消臭機能
近頃トイレのリフォームでは、光媒体や消臭剤が配合されている壁紙も人気です。トイレはにおいが一番気になるものです。これらの壁紙はアンモニアや硫化水素を吸収することで、きれいな空気を出す機能があります。とくに光媒体を使用した壁紙は、半永久的に消臭効果があるのでおすすめです。
2-2. 汚れ防止機能
トイレは掃除を毎日しても、汚れやすい空間です。汚れ防止機能のある壁紙は、表面がラミネート加工されているので汚れがつきにくく、水拭きもできるので掃除が簡単になっています。また抗菌機能がついた壁紙は、菌の増殖を防ぐ効果があるので小さなお子様がいる家庭に、おすすめの壁紙です。
2-3. 防カビや吸放湿機能
湿気がたまりやすいトイレの場合は、防カビや吸放湿機能が付いた壁紙にしてみましょう。トイレの湿度に応じて湿気の吸湿や放湿をし、結露やカビを防ぐ効果があります。逆にトイレ内が乾燥したときには湿気を吸った分の水を放出してくれるので、気候に左右されず快適な空間になります。
3. トイレの壁紙リフォームの注意点
トイレのリフォームは、壁紙次第で居心地や印象が左右されてしまうので、慎重に選ぶ必要があるものです。失敗しないためにも、注意点をご紹介します。
3-1. 見え方の違いに注意
近年インターネットでも壁紙の写真が掲載されているので、ネットで見て壁紙を決めることもあるでしょう。しかしトイレは日光や、照明の色などで壁紙の見え方が変わります。そのため写真を見て種類を決めるのではなくサンプルをかならず見て、実際にトイレに合わせてから決めるようにしましょう。
3-2. 真っ白を選ぶのはNG
トイレは明るい色がよいものの、かといって真っ白を選んではいけません。毎日使用していくなかで、尿が飛び散るだけではなく、洗剤や水が飛び跳ねることもあります。汚れが目立ってしまうので、真っ白い壁紙ではなく明るい色の中でも淡い色を選ぶようにしましょう。
3-3. 色の組み合わせは2色まで
トイレの壁紙をオシャレにしたいという方は、ついつい何色も壁紙を選んでデザイン性ある壁紙にする傾向があります。しかしトイレは落ち着ける場所にすることも大切です。色の組み合わせは2種類までが原則です。1色をポイントカラーとして、残りの3面は同じ壁紙にするとよいでしょう。また天井の色と同じような色にすることで、広さを感じます。天井よりも明るい色を選ばないようにしましょう。
4. まとめ
今回はトイレの壁紙の選び方や、リフォームを失敗しないための注意点についてご紹介しました。トイレの壁紙を選ぶときには色や柄だけではなく、消臭や防カビなどの機能性を重視することが大切です。また写真で色見や柄を選ぶのではなく、実物のサンプルを見て光に当てつつ、色の見え方がどう変わるかを確認しましょう。
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